ステアリング シャフト スラストリング

現在、Readybugで取り扱いのパーツですが、
対応年式についてのお知らせです。
’70年代にパーツの供給は、
’68〜’74年まで共通扱いに成りましたが、
本来はもう少し細かい仕様に成っていました。
現在入手できますパーツで流用の効く年式を分けましたので、
ステアリングのガタでお困りの方は
下記を参考にご注文頂けましたら幸いです。

下記の画像は当時のオリジナルの状態です。


’68〜’70 樹脂に通電用コンタクト。

樹脂タイプは現在、
リプロ品で、ベアリングを含む
アセンブリー販売でのみ
入手可能。

’71〜’74 スチール製

リプロで入手可能。
’68〜’70年にも代用可能。

’75〜’79 樹脂製

現在でも純正で入手可能。

2012年現在、純正での通常供給は’75〜’79のみ。
他はリプロでの入手が可能です。



スチール
(’68)’71〜’74


ラバー
リプロ’75〜
(’71〜’74)


樹脂
純正’75〜




’69年モデルにスチール製を付けた画像です。
シャフトにホーンのプラス!電流が
流れますので、
スラストリングも通電の為、
金属製を使用します。
(画像は現在販売している物と異なります。)

ホーンが鳴りっぱなしで苦しんでいる方は、
ステアリングシャフトにプラスが流れており、
室内から外部ギアボックス側へ
ボディーを通る部分に付いている
ラバーリングが外れたり切れたりして、
ボディーに干渉している可能性があります。


’71年以降は
通電の必要が無い為、
安いラバータイプ製でOKです。

’71〜’74に純正の
樹脂タイプを使いますと、
「キツ過ぎる」傾向がみられます。
しかし、安いラバー製もそのままでは
問題があります。



’71〜’74モデルの純正は左ですが、
下のフランジ(ツバ)部分の厚み(奥行き)が
ラバー製と異なります。
その為、組み上げの際、
コラムハウジングを取り付け、
固定するボルトの穴が
完璧な貫通状態になりません。


コラム裏側の固定ボルトの穴です。
ラバーリングをそのまま付けますと、
僅かボルト穴1/4〜1/5ほどですが、
被って、ボルトが通りません。
無理に通しますと、ボルトのネジ山を壊します!


そこで、フランジ(ツバ)部分を思い切って
カットしてしまいます。
ゴム製ですので、普通のハサミで十分切れます。
カットした方を奥側にして取り付けます。
←これで、’71〜’74のコラムハウジング
固定ボルトも普通に取り付けできます。

本来の’75〜’79にもゴム製は使用できますが、
純正の樹脂製の方が、「遊び」は若干少ないです。

結果としまして、
Readybugでは下記の年式分けをお奨めします。


ステアリング スラストリング
スチール
(’68)’71〜’74

¥800-(In Tax-)Ea


ステアリング スラストリング
ラバー
リプロ
’75〜
(’71〜’74 要カット)


¥400-(In Tax)Ea


ステアリング スラストリング
樹脂
純正’75〜’79




¥980-(In Tax)Ea